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Vol. 61

設計教室2019:第2クール第1回

2019.10.17 カテゴリ: タグ:

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9月4日・5日に第2クール第2回を開催いたしました。

ゲスト講師・審査員として丸山弾さんにお越しいただきました。

丸山弾氏/丸山弾設計事務所:http://www.dan-maruyama.com
 

1日目の講義では伊礼さんが「町と家のあいだを考える」というテーマで、ご自身の沖縄の原風景である海と陸、石垣と白砂、沖縄独特のヒンプン、雨端(アマハジ)、御嶽(ウタキ)などを例に外部空間から住宅、住宅の内部へとつながるやわらかな境界・ゆるやかなつながりについて、守谷の家、龍田の家(熊本)、里山博(つくば)などご自身の作例でどのように表現されているかをお話されました。最後に哲学者の野矢茂樹さんの言葉から「設計ってどれだけ外部を取り入れるかでしょ!」を引用されて、日射、風、コミュニケーション、音など良いものはすべて外からくるというというお話で締めくくられて伊礼さんの作例と外部空間のありかたの関係の良くわかる講義になりました。

 丸山さんは「ものともののあいだにあるもの」というテーマで、設計する作業とは竹一本で結界ができる。“もの”にどういう意味を持たせてどうみせるか。“ものともののあいだにあるもの”(境界、距離感、対比、移ろいなど)を表現することを考えて設計している。というお話から、高山寺、石庭、山形有朋の別邸やご自身の作例を挙げて遠景と近景、動と静、明暗など1つの要素でなく複数の要素があるから飽きがこなくて居心地が良い。そのような空間をいかに住宅という器に表現するかという内容でした。

最後の質疑応答で伊礼さんが丸山さんに堀部さんとご自身との違いを質問され、「堀部さんはまず骨格から。そのあとやわらかさをつけたす。私(丸山さん)は空間の意味づけからディティールをかいてゆく」という言葉が非常に印象的でした。

 “あいだ”を共通項にお二人の設計する作業のプロセスを伺うことができた大変貴重で興味深い講義となりました。      

 

2日目は上級編の即日設計です。今回は高松の工務店社長の家を課題とし、3時間で設計しました。

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  • プレゼンテーションの結果、強者ひしめく中で外部空間(庭)の設計も非常に優れていた
    松本設計の松本さんがみごと優勝されました。松本さんおめでとうございます!

 

第1クール・第2回 投票結果

松本 孝充さん7票

五喜田 義紀さん

6票

干川 彰仁さん

4票

石貫 希生さん

3票

本田 準一さん

2票

宇佐美 愛さん

1票

田中 香理さん

1票

高森 喜洋さん

1票
田頭 聡子さん1票  

伊礼 智さん作例

 

丸山 弾さん作例

第1回最優秀

松本孝充さんの作品

設計教室 第1回おつかれさまでした。ご参加いただきありがとうございました!



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