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Vol. 13

設計教室【基本編】第2回

2014.04.26 カテゴリ: タグ:

佐藤重徳さんをゲスト講師に、設計教室【基本編】第2回が開講。

設計教室2014基本編の第2回は池袋にある自由学園明日館にて開講いたしました。ゲスト講師には一昨年から度々お世話になっている佐藤重徳さん(佐藤重徳建築設計事務所)をお招きしました。佐藤さんには第4回と第5回にもご参加いただきます。

普通だけど普通じゃない。

まずはゲスト講師の佐藤重徳さんから、積極的にソトと関わることの重要性と、内側=お施主さんの要望を押さえて、外側=設計の目からせめるという考えを講義いただきました。まずお施主さんの要望を全て組み込むという設計手法は、ごく基本のことですが、ともするとなんの変哲もない設計になってしまう。それをどうやって普通じゃない設計に練り上げていくか、佐藤さんが実際に設計された事例を通してお話しくださいました。今年の設計教室は「普通のことを普通にする」「普通だけど普通じゃない建物をつくる」をテーマに据えて取り組んでいきます。

佐藤重徳建築設計事務所:www2.odn.ne.jp/sato-sigenori/

「標準化」プレタポルテな家づくり

伊礼さんからは、これまでのi-worksの取り組みから現在取り組んでいるi-works projectまで、「標準化」への挑戦の歴史をお話しいただきました。プレタポルテな家づくり、それは「標準化」によりアベレージの高い家をリーズナブルに提供できる仕組みを目指すとりくみです。「標準化」は、家具をつくる際に用いる「治具(工作物を固定するとともに切削工具などの制御、案内をする装置)」のように難しい作業を誰でも出来るようにすることであり、挑戦をやめ退化することではないと、伊礼さんの設計手法の解説を踏まえ講義いただきました。

i-works project:i-works-project.jp/

設計課題・中間講評

設計教室第1回目の最後に、伊礼さんから「設計課題」としてある土地が提示されれました。受講者には、第5回での最終発表を目指しそこに建てる家を設計していただきます。今回は希望者による中間講評を行いました。伊礼さんと佐藤さんからは、受講者も驚くほど熱心に講評をいただきました。13名から講評希望の提出があり、そのうち8名が発表。講義時間に発表できなかった方は、終了後の懇親会で直接講評いただくことができました。今回の講評を受けて、次回はどのような設計が提出されてくるのか楽しみです。



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