第2回設計教室【上級編】
2013.11.16 カテゴリ:設計教室 タグ:第2期(2013年度)
設計教室【上級編】開講!
設計教室上級編、スタート致しました。第1回は、池袋にある自由学園明日館にて。大きな台風が2つ接近する中、北は仙台、南は鹿児島から、計14名の受講生にお集まりいただきました。「上級編」は、これまでに基本編を受講している方や、伊礼さんの設計スクールを受講した経験のある方を対象に、より実践的な目を養い手を練っていただく内容になっています。
白熱!竹原義二さんの講義。
今回はゲスト講師に竹原義二さんをお招きしました。ご自身が設計された事例を元に、講義いただきました。 「設計作法」というタイトルで始まった講義。自然の中に、住まわせてもらうという意識。家が出来たときが終わりではない、そこから時間が動いていく家であるか。それは住まい手の生活も変化していくということに、寄り添える建築であるか。ハッとするような言葉の数々に、受講生も惹き付けられていました。
ライトの設計と、風の流れ。
会場である「自由学園明日館」の風の流れを意識した設計を実際に確認しながらのお話は、前回の会場としてなじみのある明日館での新しい発見にもつながりました。 ※自由学園明日館:フランク・ロイド・ライトと遠藤新の共同設計。1997年に国の重要文化財に指定される。
受講生によるプレゼンテーション
第2回は「複数案をひとつの案に収斂する」ということで、ひとり5分間、15名の課題中間発表がありました。伊礼さん、竹原さん、それぞれに受講生の発表に対し、熱くきびしい講評をいただきました。
竹原さんを囲んでの質疑応答
竹原さんご自身が手掛けた建築の図面を解説してくださいました。皆さん、休憩時間も惜しんで竹原さんを囲みます。 最後に受講生から挙がった質問は「木造建築とは、何か?」素材、経年変化、改めて木のことを見つめ直し、さらに深く知りたくなる…竹原さんから出てきたのは、そんな言葉の数々でした。