第1回設計教室【上級編】
2013.10.27 カテゴリ:設計教室 タグ:第2期(2013年度)
設計教室【上級編】開講!
設計教室上級編、スタート致しました。第1回は、池袋にある自由学園明日館にて。大きな台風が2つ接近する中、北は仙台、南は鹿児島から、計14名の受講生にお集まりいただきました。「上級編」は、これまでに基本編を受講している方や、伊礼さんの設計スクールを受講した経験のある方を対象に、より実践的な目を養い手を練っていただく内容になっています。
伊礼さんの講義
上級編・第1回のテーマは「現状と打開策を探る」。伊礼さんより「8つの問いかけ」というタイトルで、設計前の敷地のことから、家の佇まい、質感、照明のあり方まで、設計が上手くなる8つの基本を、実例を交えながら講義していただきました。 設計前、敷地を見て、あなたはまず何から始めますか?
受講生による設計事例発表!
上級編の始まる1ヶ月前、受講生には既に伊礼さんからの課題が出されていました。それが「これまでに担当した住宅の仕事を発表してください」というもの。14名のみなさんには、配置図、プラン、立面図、矩計図はもちろん、照明計画図まで含め、8分間の短い時間にまとめてプレゼンテーションしていただきました。自己紹介も兼ねていますが「実務上の課題を分析する」という上級編にあわせた課題内容です。ひとり8分の規定時間を設けたものの、設計に対する熱い想いに皆さん時間超過の傾向が…講義時間いっぱいまで伊礼さんと受講生の熱いやりとりが行われました。
建築コンクールのシンポジウムを受講
設計教室終了後、伊礼さんと共にその足で早稲田大学に向かいました。伊礼さんが審査員をされている建築コンクールによる『翔んでる建築とは何か?』と題したシンポジウムが、同日に開催されていたのです。時間の都合上参加出来なかった受講生もいましたが、伊礼さんと中村好文さん、古谷誠章さんが語る刺激的なシンポジウムに参加出来たことは、深い学びにつながったのではないでしょうか。