第4回設計教室【基本編】
2013.07.26 カテゴリ:設計教室 タグ:第2期(2013年度)
第4回目の講義がスタート。
設計教室【基本編】第4回目となる今回は、マンションリノベーションで数々の実績を誇る小谷和也さんをゲスト講師にお招きし、マンションならではの設計の可能性についてお話し頂きました。マンションリノベのトップランナー、小谷さんが登壇。
第4回目となる今回は、ゲスト講師に小谷和也さんをお招きしました。マスタープラン一級建築士事務所の代表である小谷さんは、阪神間で国産材を使った『木のマンションリノベーション』に取り組まれています。『限られた箱の中』という、マンションならではの制限がある中での設計の可能性について、風通しを考えた窓の有効的な使い方や視覚的な広さのもたせ方、照明計画のあり方などを中心に、実際に設計された事例の解説を含め講義いただきました。戸建て住宅にも通じる考え方や設計手法は、普段マンションとは関係の少ない受講者にも実務に直結した、大変充実した内容でした。
マスタープラン一級建築士事務所:https://reno.mpl.co.jp/
始めが肝心、プレゼンテーション!
伊礼さんからは、次回設計教室の設計課題発表に向けて、プレゼンテーションの作法について講義いただきました。講義は「プレゼンテーションはプレゼントである」という言葉から始まりました。設計とは考えることであり、誰よりも考え、考え抜くことが設計士の仕事。それをいかに相手に伝えるか、まさにプレゼンテーションの重要性を説く講義内容でした。また、HPはもちろん、ブログやFacebookなど「全ての場がプレゼンテーションの場である」という伊礼さんの言葉は、受講者にも身につまされるものだったのではないかと思います。身近にあるプレゼンテーションの場をしっかりと捉え、自分のコトバを使い、納得できる説明で、相手にわかりやすく伝えるにはどうしたらよいのかを講義いただききました。
設計課題・中間講評
今回は14名からの発表がありました。最後の中間講評ということで、講評を希望する人数が多く時間の限られる中、小谷さんと伊礼さんからは各々に丁寧な講評をいただきました。この最後の中間講評を受け、次回最終回の設計課題がどのようにまとめられてくるのか、非常に楽しみです。