設計教室【基本編】第4回
2014.06.10 カテゴリ:設計教室 タグ:第3期(2014年度)
佐藤重徳さんに再びご参加いただき、設計教室第4回がスタート。
6月19日、設計教室2014基本編の第4回を開講いたしました。会場は六本木の国際文化会館です。第2回に続き、ゲスト講師には佐藤重徳さんにご参加いただきました。梅雨時期の忙しいなか、25人が受講しました。4回目にもなると受講者同士も親しくなり、講義開始前のちょっとした時間にも建築話に花が咲いています。
名建築の持つ「骨格」とは?
佐藤さんからは「建築の骨格」と題し、古今の名建築を5つ、それぞれプランの解説と建築家の特徴を講義いただきました。「名建築は美しい骨格をもち、プランはそらで書けるほど記憶できる」という言葉が印象的でした。講義後半には佐藤さんが設計された物件も解説いただき、建築への深い知識と細かな分析、佐藤さんの設計の奥深さを垣間見る講義となりました。
佐藤重徳建築設計事務所:www2.odn.ne.jp/sato-sigenori/
設計力上達のための「8つの問いかけ」。
次に伊礼さんに講義いただきました。設計が上手くなるための方法を、「8つの問いかけ」にまとめて丁寧に解説くださいました。
「Q1 設計前、敷地を見て、何から考え始めますか?」や「Q2 4人家族にちょうどよい住まいの面積とは?」という問いに対して、それぞれの答えと事例をお教え頂きました。伊礼さんの考える設計上達への道導をまとめた内容に、受講者もいつも以上に真剣な表情でした。
課題講評
講義の最後は課題講評です。今回は最後の中間講評ということで15名の受講生から提出がありましたが、時間の関係で6名のみ発表いただく形になりました。みなさんに発表していただくことができず、申し訳ありませんでした。次回はいよいよ最終回、設計課題を受講者みなさんに発表いただきます。当日は、伊礼さんはもちろん、特別審査員として佐藤重徳さんと荻野寿也さんもご参加くださいます。審査員も唸る力作を楽しみにしております。